
ミラノ中央駅のホームです。
この駅はローマやフィレンツェなどイタリアの主要都市をイタリア新幹線「ユーロスター」で結ぶ、ゲートウェイ的な大きな駅です。
右のグレーと赤の塗装の列車に乗ってベニスへ向かいます。
ミラノ-ベニス間を鉄道で移動する場合、所要時間は約2時間半。
運賃は最安で約1,600円~と日本では考えられない安さです。
ユーロスター・イタリア (Treni Eurostar Italia, ES) は、イタリアを走る高速列車のことです。
このユーロスターはかつてはイタリア国鉄(Ferrovie dello Stato)
現在は民営会社であるトレニタリア(Trenitalia)が運行します。
他にも民間のNTV社が運営する高速鉄道.italo(イタロ)があります。
ミラノ-ベニス間は、旧国鉄トレニタリア(Trenitalia)の高速鉄道フレッチャロッサと私鉄のイタロが走っています。
日本で言えば同じ線路でJR(旧国営)と私鉄(東武鉄道や小田急等)が走っていて、料金が異なると言った感じです。
今回はトレニタリア社のユーロスターで ベニスまで乗車します。
今回はファーストクラス(Prima Class)の座席を選びました。
シートピッチはJRの新幹線のグリーン車、座席の大きさは東北新幹線や北陸新幹線のグランクラスを思わせるような大きさです。
同行のパートナー2人分合わせても€100でお釣りがきました。
ベネツィア発ミラノまで約2時間半の列車の旅。かなりの高速で走っていますが、横揺れもあまり感じさせない安定感のある乗りごごちです。
Prima(ファーストクラス・1等)は2席ー1席です。
ミラノ中央駅からベニス・サンタルチア駅までの間にユーロスターのファーストクラス(一等)は、飲み物と軽食のサービスがつきます。
ドリンクはコーヒー、紅茶、オレンジジュース、ミネラルウオーターなどから選べます。軽食はビスケット、ナッツ、クラッカーから選べました。
ベニスのサンタルチア駅に到着。目の前は運河です。
ベニスの世界遺産地域の交通手段は水上バスか水上タクシーしかありません。
クルーズが停泊しているターミナルに到着。ここからギリシャやトルコなどエーゲ海、
そしてスペインやフランスなどの地中海クルーズへ様々な客船が入港しています。
停泊している船は「クリスタル・セレニティ」。
ベニスでは1晩停泊してからの出港ですので、観光をゆったりと楽しみながら乗船できます。
ベニスの旅行もクルーズ を加えることによって新たな感動が生まれてくるかもしれません。